スポンジ印
ひさしぶりにスポンジ印のご注文をいただきました。
ダンボールや米袋、木材などの等級なんかに捺すハンコです。
普通の事務用のゴム製では弾力性や厚さが足りなかったりするので目の細かなスポンジを手彫りします。
昔、ダンボール箱の会社では印刷に全部これが使われていて、お抱えのハンコ屋さんが居たり、社内に専門の社員が居たりした時代もあったとか。
最近お越しくださるようになった会社からのオーダーですが、スポンジ印だけを注文していたハンコ屋さんが無くなったとかで「こんなのできる?」ってお問い合わせいただきました。
もっと早く言ってくれれば良かったのに〜(笑)
最近はダンボールや木箱の印刷用のプリンターもできて需要は少なくなっていまが、コンクリートブロックや材木屋さんではまだまだ現役です。少量ですぐに捺せる小回りのよさはやっぱりハンコならではでしょう。
ホントに数年ぶりに彫りましたが昔取った杵柄ってやつですかね。無事に納めることができました(^^)v
見出し(スポンジと反対にある文字の印刷)も昔の(A)はスポンジを使ってたので少し薄いですが現在はプリンターで印刷してくっきりしています。
プリンターのおかげで需要が減ったスポンジ印の見出しがプリンターを使って見やすくなっているというのも面白いものです。
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